Webサイトやアプリの型をとらえることでデザインの着眼点が定まるWebサイトやアプリのデザインを考えるとき、誰もが頭にいれておきたいのがその型です。型を理解して取り入れる意識を持つことで、そのWebサイトやアプリに相応しいデザインに素早くたどり着けるようになります。まったく新しいものをつくっている場合でも、型を知ることは思考の出発点として有益でしょう。この記事では、よく目にする典型的なUIデザイン・Webデザインの型を紹介します。デザイン#情報デザイン2021年7月29日に公開
プロダクトをデザインするときに意識したい前後のユーザー体験デジタルプロダクトの施策はたいていの場合、〇〇機能というかたちで企画されることが多いと思います。プロダクトデザイナーがその機能をデザインするなら、単に使えるものにするだけでなく、その前後の体験までを含めた視野の広いデザインをしたいものです。独立した機能としてデザインしてしまうと、プロダクト全体からみたときにその機能が孤立しまって使いにくいという状況を生んでしまうことがあります。最悪の場合、せっかく作ったのにその機能に気づいてもらえないということが起こってしまったりします。なので、ユーザーが目的を達成するために必要なタスクを理解し、鳥の目でシステムとユーザーの行動がなめらかにつながるよう、プロダクトの体験を設計する必要があります。デザイン#UIデザイン#ユーザー体験#プロダクト2021年7月3日に公開
必要な情報を必要なときに提供すると体験が良くなるタイトルの内容について。人と人とが会話する時には当たり前ですが、これと同じような体験をWebサイトで提供するのは簡単ではありません。Webサイトには様々な目的を持った人が訪れて、それぞれの人が求めている情報はそれぞれ違うからです。それをひとつのWebサイトでかなえようとしているのだから無理もありません。Webサイトをつくる側は、どのような人が訪れるのか、そしてどんな情報を必要としているのかを理解してから制作に取りかかるのが普通なので、情報の不足という点で困ることは基本的にないと思います。ただ、様々なユーザーを想定すればするほど、Webサイトに掲載したい情報は増えていくのが常でしょう。訪れた人がそのとき必要としない情報も掲載することになるので、人によっては、大量の情報に圧倒されて、自分がほしい情報がどこにあるのか分からないという状況に陥ってしまうことがありえます。なので、情報を適切にまとめてWebサイトの構造やナビゲーションなどを工夫して、わかりやすく情報を整理できるスキルがWebサイト制作者には求められています。デザイン#インタラクション#情報デザイン#ユーザー体験2021年5月15日に公開
デザインレビューをするときによく確認しているポイント複数人でひとつのプロダクトをデザインしているなら、お互いにデザインの成果物をレビューしあうことが日常だと思います。僕がレビューする側になったときに、よく確認しているポイントを挙げてみました。この記事のプロダクトという言葉は、Webサービスやアプリといった使用をともなうデジタル製品を指しています。デザイン#コミュニケーション#ソフトスキル2021年3月6日に公開
Webサイトにアップロードする画像や圧縮率はどのくらいがいいのか低速回線でWebサイトがなかなか読み込まれなくてイライラすることはありませんか? ウェブページの読み込みは速ければ速いほど良いです。そして、その速さに大きく影響を与えている要素のひとつが画像です。Webサイトを更新する立場なら、できるだけ画像のファイルサイズは小さく抑えて配信したいもの。アップロードした画像がそのアップロード先のシステムで変換されたり圧縮されたりしない場合は、自分の手で圧縮す ることになります。そんなとき、画像ファイルのサイズと品質のバランスはどのように調整したらいいのでしょうか? 実装テクニックまで踏み込むと話が大きくなるので、手元で画像を圧縮するときに知っておくと便利な知識に絞ってまとめてみます。デザイン#画像2021年1月30日に公開
Illustratorでアウトライン化せずに文字を上下中央に整列する方法 Adobe Illustratorで文字を上下中央に揃えたいと思ったことはありませんか? 表の中の文字を揃えている時とか、WebのボタンUIを再現したい時とか、けっこう頻繁に中央揃えしたいと思うことがあります。デザイン#Illustrator#デザイン技術2021年1月23日に公開
完璧に機能することよりも、完璧だと信頼され続けることの方が重要Web制作に向きあうときの基本的な考えかたとして「変わっていくもの」というキーワードがあります。ウェブはいつでもなんどでも変更できるメディアなので、ある特定の状況下においてのベストなデザインやベストな仕様は存在しますが、これ以上触らなくても良いという完璧な状態はなかなか存在しません。いつか必ずまた手を加えたくなるものです。そうして少しずつ手を加えて、Webサイトを育てていきます。デザイン#デザインの考え方2021年1月15日に公開
デザインは遅効薬なのでプライドを持って取り組めば良いWebサービスのデザインの改善施策には成果が出やすいもの・出にくいもの、様々あります。もちろん即効薬もあるでしょう。しかしその多くは遅効薬だと考えています。小さな改善を積み重ねていった時に、気付いたら大きな成果になっていた。そんなこともよくあります。短期的な結果に一喜一憂せずにコツコツやるのが一番です。デザイン#デザインの考え方2021年1月3日に公開
ユーザーインタビューをより良く行なうための知見これまで、担当しているプロダクトのユーザーを知るために「ユーザーインタビュー」をチームで何度も実施してきました。ユーザーに実際に会って、プロダクトをどう使っているのか、何を考えているのかを直接聞ける機会は貴重で、画面越しでは得られない情報が得られるので気に入っています。いくつか実施に際しての知見を書いてみたいと思います。デザイン#ソフトスキル#ユーザー調査2019年7月19日に公開
UIデザインのガイドラインとの付き合い方UIデザインの仕事をしていると、iOSやAndroidといったプラットフォームが公開しているデザインのガイドラインとどのくらい折り合いをつけていくかということがしばしば議論の的になります。私がアプリをデザインする場合は、ウェブのデザインをするときよりもそれを多く尊重しますが、ウェブの場合は独自のガイドラインを重視しています。デザイン#ガイドライン#UIデザイン2019年5月13日に公開
じゃじゃーんをやめる。デザイン案はできるだけ早い段階でオープンにするのがおすすめ日頃デザイン案をどの段階で他者に見せていますか。わたしは最近、途中でもできるだけ早い段階でチームメンバーにデザイン案をオープンにしていくということを試してみています。具体的には、Adobe XDでウェブデザインのモックアップを作成しているのですが、プレビューのシェアURLをグループウェアやGitHubのIssueに貼っておくというものです。翌日には新しいボタンが増えているかもしれないし、一週間後にはガラッと印象が変わってるかもしれない、という断りも添えて。デザイン#コミュニケーション#ソフトスキル2019年4月4日に公開
アニメーションGIFのつくりかたいろいろやってみた結果、個人的にいちばん満足できると思った、アニメーションGIF作成フローです。After Effectsでアニメーションをつくっている前提です。デザイン#Photoshop#After Effects#画像#デザイン技術2017年11月3日に公開